2009年3月アーカイブ

900_3.jpg
ASUS/ASUSTeK Eee PC 900-X EEEPC900XSW


いまさらな感じもしますが、eeePCです。

ご存じのようにバリエーションが豊富すぎるため、購入者(特にPC初心者)が店頭で混乱することでもおなじみです。

eeePCは現在下記2種類のCPUが混在しています。

・Atom N270
・Dothan Celeron353 900M

価格的には不人気のセレロンがお買い得ですが、Atomに比べると若干発熱が多いため、その点が微妙に不人気の原因かもしれません。
処理能力自体はそれほど大きく違いはなく、Atomでもセレロンでもどっちでもいいのではないかなと思ったりします。

さてこのeeePCですが、現在投げ売り状態になっています。
下記リンクをごらんいただくとわかりますが、

ASUS EeePC 8.9インチ シャイニーホワイト EEEPC900-WF004X

もう完全に処分価格です。

さすがに2万円台に突入するともう一台欲しくなってしまいますね・・・

ちなみに、この機種はストレージがHDDではなくSSDです。
Cドライブに比較的余裕があるタイプなため、901よりもむしろ使いやすいのではないかと思います。
詳細スペックはここ
学生さんのレポート作成や新幹線の移動時間など、これ1台で十分使えます。

液晶が8.9インチと小型ですが、本体サイズも小型なので、むしろ持ち運びには10インチクラスよりも適しています。
キーボードがやや小さいのが難点ですが、かさばらずそして軽い、しかもSSDだから多少の振動でも安心。

学生さんの一台目にはぴったりかと思います。

Prime Note Cressida NCcressida_nc.jpg

■インテル® Core™ 2 Duo T5500(デュアルコア / 1.66GHz / L2キャッシュ2M)
■12.1インチ光沢ワイド液晶 (WXGA / 1280×800ドット表示)
■2GB メモリ (DDR2 SO-DIMM)
■250GB ハードディスク シリアルATA)
■DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R×8 / DVD2層書込み対応)
■無線LAN (内蔵 / IEEE802.11 b/g)
■4in1カードリーダー (SD / MMC / MS / MS PRO)
■リチウムイオンバッテリー /標準2.6時間
■297×213×36.5mm / 1.85kg

XP Home 搭載モデル 79,980 円
OS 無しモデル 67,980 円

ドスパラのノートPCでPrime Note Cressida NCがひっそりと販売されています。
最近はeeePCなどのいわゆるネットブックに押されてすっかり影を潜めてしまった感じのB5ノート。
実際使ってみるとわかるんですが、atomの出来が良すぎるんですよね・・・。

まあそんな感じであまり目立ちはしませんが、今回のプライムノートはとうとうCore2Duoを載せてきました。

CPUはCore™ 2 Duo T5500(デュアルコア / 1.66GHz / L2キャッシュ2M)です。
性能的には画像処理に関してのみTurion TL-56を搭載したNBの方が上ですが、その他の点ではNCに軍配が上がります。
CPUの性能と言うよりもオンボードグラフィックの差なんですよね。Intel系はここが弱点です。

Core2Duoとはいえ、1.66Ghzなので瞬発力と言いますか、絶対的な速度はそこそこです。
しかしB5ノートの用途を考えた場合、3Dゲームをバリバリ動かす状況は考えにくく、もっとも使うのがofficeと動画鑑賞ではないかなと。
だとするとパワーはこれで十分すぎるほどです。

Yotubeやニコニコ動画、DVD再生は楽勝です。HD高画質でも全く問題なし。
WMP11の動画倍速再生も楽々です。

バッテリーもCressida NBと同じものが搭載されているため、駆動時間自体もほぼ同じか若干改善されています。
Cressida NBの場合、無線LANでネットをするとフル充電で約2時間ほどですが、NCの方が若干ではありますが持ちがいいです。

eeePCなどのネットブックに比べるとバッテリーの持ちがイマイチなのは仕方ありませんが、atomでは出来ることと出来ないことがはっきりしているため、その点オールマイティーに使えるメリットはあります。

液晶も12.1インチ光沢ワイド液晶 (WXGA / 1280×800ドット表示)なのでネットブックに比べてかなり余裕があります。
現行のネットブックは1280X600がほとんどなので、どうしても縦方向が狭くストレスがたまります。
それどころか最近では600ドット以下の液晶を搭載するものまで出てきたため、アプリケーションによっては完全に表示できない問題まで発生しています。
B5ノートはそのあたりに優位性がありますね。

メインPCとして使っても液晶サイズ以外は特に問題がないと思います。タッチパッドも使いやすく、反応も良好。キータッチはやや底が浅い感じですが、配列も不自然さが無く良好です。

発熱に関してはNB同様で、どうしても熱がこもりやすい構造です。
もっとも、通常使う分には熱暴走するわけでもないので気にする必要もないとは思います。
夏場の熱対策も必要ないとは思いますが、100円ショップのスノコ程度で十分ではないかと思います。

ファンの風切り音はNBと同じでやや高音で大きめ。これは個人差があるので難しいところですが、図書館などの比較的静かな場所で使っても問題のないレベルです。

OSはVistaでも問題はありませんが、発熱度合いが確実に上がります。
バッテリー駆動時間も確実に短くなりますので、XPがベストだと思います。

ドスパラの製品はDELLなどに比べて地味というか、マイナーな感じが否めませんが、価格的にはDELLよりも絶対的にお得です。
特にOSをお持ちの場合はOS無しモデルも選択可能なため、かなり安くあがるのがポイントです。
一番いいのはOSだけヤフオクで仕入れてしまうのが一番安上がりだと思いますが・・・。

ネットブックでは物足りない、という方には最適なチョイスかと思います。
Cressida NCの商品詳細はここ

1.jpg
Prime A Note Cressida NB
■Turion™64 X2 TL-56(デュアルコア /1.8GHz /L2キャッシュ512KB×2)
■12.1インチ光沢ワイド液晶 (WXGA / 1280×800ドット表示)
■2GB メモリ (DDR2 SO-DIMM)
■120GB ハードディスク (シリアルATA)
■DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R×8 / DVD2層書込み対応)
■54Mbps無線LAN (内蔵 / IEEE802.11 b/g)
■297×213×36.5mm / 1.85kg
■リチウムイオンバッテリー /標準2.3時間

注意
・分解/改造を行なった場合、メーカーの保証は受けられなくなります。
・この記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害の責を当方は負いません。
・内部構造などに関する記述は当方が使用した個体に関してのものであり、すべての製品について共通であるとは限りません


まずは現行製品の基本スペックの確認から。

Cressida NBのCPUは確認できているだけで3回変更があった(と思う)。

Turion 64 X2 TL-50
     ↓
Turion 64 X2 TL-52
     ↓
Turion 64 X2 TL-56 (現行機種)

この3種類が発売時期に合わせてグレードアップしていった。


んで、このCressidaNBというのはCPU換装が比較的簡単にできるモデルとして一部で有名・・・な気がする(笑)
CPU換装についての情報が乏しいため、ここで一通り動作報告が確認できている分だけまとめてみる。


ここで今一度確認なのだが、Turionには実に様々なタイプが存在する。
オークションなどで購入する場合は注意しないとそもそもソケットが違う、という事態になりかねない。


まず、CressidaNBのマザーボード自体が確実に対応しているのは


Socket S1 90nm SOI


のタイプだ。


このSocket S1というのはいわゆる自作PC向けの一般販売が全くなく、流通量自体がきわめて少ない。
秋葉原でもごく稀にジャンク屋のショーケースの片隅に放置されていたりする程度。
探してもなかなか見つかるものではない。
故に、オークションで購入するのがもっともポピュラーな方法になる。


このSocket S1 90nm SOIは以下のラインナップが存在している。

90nm
Turion 64 X2 TL-64 TMDTL64HAX5CT 2.2GHz 1.075/1.10V 95 512KB x2 F2 - TDP 35W
Turion 64 X2 TL-60 TMDTL60HAX5CT 2.0GHz 1.075/1.10V 95 512KB x2 F2 - TDP 35W
Turion 64 X2 TL-56 TMDTL56HAX5CT 1.8GHz 1.075/1.10V 95 512KB x2 F2 - TDP 33W
Turion 64 X2 TL-52 TMDTL52HAX5CT 1.6GHz 1.075/1.10V 95 512KB x2 F2 - TDP 31W
Turion 64 X2 TL-50 TMDTL50HAX4CT 1.6GHz 1.075/1.10V 95 256KB x2 F2 - TDP 31W


ドスパラが製品として搭載したのはTL-50、TL-52、TL-56の3種類。


しかし実際にはソケット形状及び製造プロセスが同一のTL-60(90nm)、TL-64(90nm)も搭載可能である。
動作報告もともに確認済み。ただし、TDP35Wとはいえ、発熱量は飛躍的に上がってしまう。
そのため、CressidaNBに搭載されている純正ファンでは冷却がかなり厳しく、ファンがずっと回り続ける状態になる。夏場は熱対策を施さないと安定動作は厳しい。


現在所持しているCressidaNBがTL-50の場合は、TL-52(90nm)またはTL-56(90nm)ならほぼ全く変わらない状態でパワーアップ可能だ。
90nmのTL-50と52、56の違いは、L2キャッシュが2倍という点が最も大きい。
これは体感速度もかなり変わる。


さて・・・次に問題になるのは製造プロセス65nmのTurionに換装できるのかどうか、である。
65nmのAthlon及びTurionは下記のラインナップだ。
Athlonはモバイル向けのTurionの廉価版という位置づけになるらしい。

65nm
Athlon 64 X2 QL-64 AMQL64DAM22GG - 2.1GHz - - 512KB X2 - - TDP 35W
Athlon 64 X2 QL-60 AMQL60DAM22GG - 1.9GHz - - 512KB x2 - - TDP 35W
Athlon 64 X2 TK-57 AMDTK57HAX4DM - 1.9GHz - - 256KB x2 - - TDP 31W
Athlon 64 X2 TK-55 AMDTK55HAX4DC - 1.8GHz - - 256KB x2 - - TDP 31W
Athlon 64 X2 TK-53 AMDTK53HAX4DC - 1.7GHz - - 256KB x2 - - TDP 31W

下記は65nmのTurionである。TLだから90nmと覚えておくと誤爆してしまう。

65nm
Turion 64 X2 TL-68 TMDTL68HAX5DM - 2.4GHz - - 512KB x2 - - TDP 35W
Turion 64 X2 TL-66 TMDTL66HAX5DM - 2.3GHz - - 512KB x2 - - TDP 35W
Turion 64 X2 TL-62 TMDTL62HAX5DM - 2.1GHz - - 512KB x2 - - TDP 35W
Turion 64 X2 TL-66 TMDTL66HAX5DC - 2.3GHz - - 512KB x2 - - TDP 35W
Turion 64 X2 TL-64 TMDTL64HAX5DC - 2.2GHz - - 512KB x2 - - TDP 35W
Turion 64 X2 TL-60 TMDTL60HAX5DC - 2.0GHz - - 512KB x2 - - TDP 31W
Turion 64 X2 TL-58 TMDTL58HAX5DC - 1.9GHz - - 512KB x2 - - TDP 31W
Turion 64 X2 TL-56 TMDTL56HAX5DC - 1.8GHz - - 512KB x2 - - TDP 31W


90nmとの違いは末尾を見るとわかりやすい。
90nmは「CT」で65nmはそれ以外、と覚えておけば判定しやすい。
オークションで購入する際はここを必ずチェック。

90nm・・・TMDTL56HAX5CT  ←末尾が CT
65nm・・・AMDTK55HAX4DC  ←末尾が違う


90nmのTurionは現行のBIOS(1.09)ですべて動作可能。
しかし65nmはTK-57の動作報告があるだけで、誰も試していない人柱状況のようだ。

TK-57がいけたと言うことはその下位にあたるTK-55、TK-53も行けそうだ。
問題はQL-60、QL-64さらに65nmのTLシリーズということになるが・・・(誰か人柱になってください)

DELL製品などは65nmのAthlonとTurionがBTOで選択可能となっているのだが・・・ということはTK-57で動いたのだから65nmのTLでも行ける???

ということで、現状はっきりしているのは65nmのAthlonも一部は動作可能ということになる。

まとめると、

【換装可能】
90nm
◎Turion 64 X2 TL-64 TMDTL64HAX5CT 2.2GHz 1.075/1.10V 95 512KB x2 F2 - TDP 35W
◎Turion 64 X2 TL-60 TMDTL60HAX5CT 2.0GHz 1.075/1.10V 95 512KB x2 F2 - TDP 35W
◎Turion 64 X2 TL-56 TMDTL56HAX5CT 1.8GHz 1.075/1.10V 95 512KB x2 F2 - TDP 33W
◎Turion 64 X2 TL-52 TMDTL52HAX5CT 1.6GHz 1.075/1.10V 95 512KB x2 F2 - TDP 31W
◎Turion 64 X2 TL-50 TMDTL50HAX4CT 1.6GHz 1.075/1.10V 95 256KB x2 F2 - TDP 31W

65nm
◎Athlon 64 X2 TK-57 AMDTK57HAX4DM - 1.9GHz - - 256KB x2 - - TDP 31W
○Athlon 64 X2 TK-55 AMDTK55HAX4DC - 1.8GHz - - 256KB x2 - - TDP 31W
○Athlon 64 X2 TK-53 AMDTK53HAX4DC - 1.7GHz - - 256KB x2 - - TDP 31W

?Turion 64 X2 TL-** TMDTL**HAX5DC - **GHz - - 512KB x2 - - TDP 3*W


90nmと65nmが混在しているため、必ずOPNを確認してから購入すること。

モデル末期に入ったNBではあるが、パワーアップ次第ではまだまだ現役で使えそうだ。
CPU交換時は最新のBIOSに入れ替えることも忘れずに。
Cressida NBの商品詳細はここ

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